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新しいメガネを作りました2 近々レンズ 

 遠近両用レンズを使うようになって歳月が過ぎ、今では何の違和感もなく使用しているのですが、最近手元の細かい作業をする時に遠近両用ですと見える範囲が狭く、少々使いづらさを感じるようになりました。

 そこで手持ちの眼鏡のレンズを入れて変え、読書、手元作業、PCといった手元回りに特化したレンズである「近々レンズ」で作ることにしました。

 

TRACTION MARCEL Blanc

 フランスの白い丸眼鏡TRACTIONのモデルMARCEL、「手元用眼鏡ですから、遊び心に溢れ、血沸き肉躍る激しいものにしましょう!」という手元用眼鏡をお作りする時に常々口にしておりますセリフ通りにパンチのあるフレームで手元用を作りましたよ。

ファイヤー!ファイヤー!血沸き鰹の肉躍る!

 出来上がった眼鏡を早速掛けてみますと、手元がゆったりとして作業がやりやすいです。また眼鏡を掛けかえるという行為が、怠慢な心をビビビビビンとどやしつけてくれてヤル気が出てくるのです!

 

 手元用の固定焦点のレンズですと、手元に集中しつつ、ちょっと手を伸ばしてテーブルの端に置いてある道具箱やらディスプレイを見るとボヤけしまい不便でしたが、奥行きのある近々レンズだと視線を動かせば少し離れた所も見えるので便利です。

 普段は遠近両用を掛けて、細かな作業を長い時間する時には近々レンズという風に使い分けています。遠くから近くまで見えて万能のように思える遠近両用レンズですが、「遠」に比べると「近」の見える範囲は狭くなります。そこで「遠」ではなく「近」にボリュームを持たせたレンズを変えることで、遠近両用レンズでは不便さを感じるPC作業や手元の細かい作業を快適に行なう事ができます。

 コロナ禍による自宅でのPC作業が増えて、今まで通りの遠近だと疲れるという方におすすめです。

 ちなみに次は「近々レンズ」よりも奥行きのある、つまり遠くが見える「中近レンズ」を作る予定です。中近レンズを迎え入れる激しいフレームを探さねばなりません!

 

クリタケ

 

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