マイスター大学堂:ブログ


 今日も暑いですね、皆様、お元気でお過ごしでしょうか。さて、本日は久しぶりに眼鏡とは無関係なお話です。

 

 某日午後三時、見上げれば空に大きな黒い雲が低く広がり、どう見ても夕立の気配。午前中は快晴だったので洗濯物は干しっぱなしでした。やめて降らないで願いつつ歩いていましたが、雲はむんむん広がりさらに夕立の気配は濃厚になってきました。雨はもう避けがたいのは明白でした。

 乾きかけていた洗濯物が駄目になる、自分の迂闊さが悔しく、アスファルトの上を転げ回りたい気持ちでしたが、ぐっと堪え、こうなったらコーヒーでも飲んで心を落ち着けようと喫茶店へ。

 美味しいコーヒーを飲んでいると少々気も晴れ、また洗って干せばいいだけではないか、と思えるようになってきた頃にマスターと常連らしいおばちゃんの会話が聞こえてきました。

 二人は夕立を心待ちにしているようで、「もう、そろそろですね」、「ザッと来てくれたら、涼しなるやろね」などと言ってうなずき合っておりました。その会話は緩みかけていた私の心に突き刺さり、激しい雨に打たれてぶらぶら情けなく揺れる我が下着の姿が目に浮びました。再び落ち着かない気持ちになり、つい外に目が行くようになったところへ、チャイムが鳴ってドアが開き、降って来たで、えらいカミナリ、と言いつつ別の常連らしき男性が入ってきました。

 ああもう駄目だ、とついに私は観念してから、そうだ、これが夏であったと思い出しました。恨めしい夕立に、雨上がりの爽やかさ、濡れてしまった洗濯物と遠くの虹、何度も体験してきたのに夏が終わればすっかり忘れていました。夏ってこんな感じでしたねぇ、思い出しました。出かける前には空を観察し天気予報をしっかり確認するように致します。あ、それ昆布うどんを食べるときに汗を拭うハンドタオル、これも必携でしたね。

 

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クリタケ

 

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