マイスター大学堂:ブログ

昼酒の楽しみ


  少し秋の気配が漂ってちょっと過ごし易くなったところへ、台風が二つ。どうなることやらと天気予報から目が離せませんが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 さて本日は眼鏡とはまったく無関係なお話です。

 

 某休日、知人達と鶴橋で昼酒する約束で朝御飯を軽めにして出かけたら、梅田でお腹が空いて目が回った。もう駄目だ。俺は死んでしまうと思い詰めて喫茶店に入り、ミルクたっぷりのコーヒーで甘いパン貪ったら腹の虫が喜んだので、私は嬉しかった。でも昼酒を楽しむためにお腹を空かせてきたのに、それを自分で台無しにしてしまうとは滑稽な事だなぁと思って知人に「今、パンを食べてコーヒーを・・・」と送信したら「馬鹿」と返信でなじられる。

 鶴橋に来るのは久しぶりで、前に来たのは十年以上前でしょうか。韓流ブームなどのおかげで雰囲気が変わったと聞いたが、私には匂いも雰囲気も変わらぬように思えた。なんかキムチでも買わないと!という気持ちさせるが、神戸でも本格的なキムチは普通に買えるわけでありますから、何もここでと我慢。それにダラダラと続くであろう宴にキムチ片手で参加は出来ぬ。

 はぐれぬよう知人にピッタリ引っ付いて、突き進んだ果てのドファンキーに彩られた食堂。薄暗い店内に塩辛い顔のオッサン、ベテランファンクバンドのコーラスのようなオバチャン数人。大皿小皿の料理を沢山並べてもらってビールから始める。知人達はどんどんペースを上げて、次はマッコリを注文する。なみなみとマッコリが入った甕のような器と大きな木杓子が面白く、また木杓子でもって、かぽーかぽーっと白濁した酒を注ぎあうのも愉快。私はギャートルを思い出しておりました。

 

 

 お腹がいっぱいになったので次はメキシコ料理をちょこちょこやりつつ飲もうということになって、ソウルからメキシコシティへ移動する。マルガリータをピッチャーでグビグビやる知人達を眺めながら私はちっちゃいマルゲリータを頂く。沢山飲む人達は楽しい。「よし、メキシコは堪能したから河岸を変えて、立ち飲みでしめや」となって三人並んでヨチヨチ歩いて立ち飲み屋へ。最後はトマトチューハイで訳の分からん味のする赤いウィンナーを流し込んで、日が沈みかけた頃に解散。

 まだ薄明るい中をふわふわになって帰るのは気分がよく、ああこれは息苦しい浮世のことなど忘れてしまう、と嬉しくなり、家に着いても普段ならまだ働いている時間だったので一層嬉しくなる。たまにやる昼酒はまことに楽しいものでありますね。

 

クリタケ

 

 

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