マイスター大学堂:ブログ

森のあなた


 ジメジメとしたおりますが、皆様はお元気でお過ごしでしょうか。

 さて本日は眼鏡とは無関係なお話です。

 

 二日酔いの朝も、そうでない朝もシャワーを浴びると顔中に広がっていた苦渋の表情が伸びて目が覚め、すっきりとすることに気づいてから朝のシャワーが欠かせなくなりました。

 ところがこの最近、シャワー後の爽やかであるべき体から、恐るべき生乾きの臭いがうっすらと漂うことがありました。すぐに原因はタオルである事が分かり、直ちに対策を講じることによって危機的な状況からは脱する事ができたのですが、それから香りについて考えるようになりました。

 シャワーを浴びた後の体から良い香りが漂っていたらステキじゃないか、しかもオッサンから!「ぷーん」と!

 というわけで早速、次の休みの日にボディケア用品の店へ行きました。専門の売り場に行っただけにローズ、カモミール、オレンジ、蜂蜜など、色々な物がありました。

 さて私はどんな風になりたいのか、と自問自答する。ローズの香りのするオッサン、蜂蜜の香りのするオッサン、ああステキ、まるで妖精みたい!いや、そうじゃない、と我に返った。キリッと爽やかな、もしくは落ち着いたものこそがオッサンには相応しいのである。でも片っ端からクンクンと、香りのサンプルを鼻を突っ込んでいくのも怪しげで、恥ずかしいではないか。それに売り場にいる男性は私だけだ。手っ取り早く決めて退散したい、と思い始めたその時に「森林の香り」と書かれたクリームを見つけ、これだ、と素早く棚からとってレジに走りました。

 家に帰って、ドキドキしながら香りを確かめてみるとなるほど森林のような香りがする。でも遥か遠くの森からやってくるような控えめな消えてしまいそうな香りで、うーんこれはどうなのかとその時は思いましたが、翌朝、シャワーの後に塗ってみると、控えめな香りがなかなか感じが良く、生乾きなんかよりも強過ぎる香りよりもずっとステキに思えました。気に入りました。

 その以来、私は遥か彼方の森林の香りするオッサンとなって暮らしているのです。

 

クリタケ

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